有効求人倍率1.36倍に上昇
景気や株価が伸び悩む中、今も右肩上がりを続ける統計数値があります。有効求人倍率です。7月1日に発表された5月の有効求人倍率は1.36倍と24年7カ月ぶりの高水準となりました。
とりわけ飲食業や小売業の人手不足感は強いようです。

都内を歩いていても、大手飲食チェーンのアルバイト広告は時給1000円以上がほとんどです。1050円や1100円といったところも少なくありません。

人件費が高くなるので、その分商品の値段を上げる?同日発表された5月の消費者物価指数は前年同月と比べて低下しているので、商品の値段は上げにくい状況です。

今後は値上げを実施できる状況になるのか?それは誰にもわかりません。経済の市場原理で決まりますから。市場のことは市場に聞くしかないのです。今後も経済状況を、随時、正確に把握していく必要があります。

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