新科目「公共」で年金授業?
平成34年度から、高等学校では現在の「現代社会」に代わって「公共」という新科目ができそうです。
7月の参議院選挙から、選挙権が18歳になります。そのことが関係しているようですが、教える内容として社会保障や雇用といった、社会保険労務士の専門分野も含まれそうです。

私は、社会保険労務士になる前、教科書会社で教科書編集の仕事をしていました。年金や健康保険は国民の全てが加入します。労働に関する法律も、全ての国民に必要といっても過言ではありません。しかし、学校教育ではほとんど教えられません。
「誰かが教えなくてはならない」という思いで、仲間の社会保険労務士と社会保険教育研究会というグループを立ち上げ、学校で年金や労働法の授業をやってきました。

学習指導要領に年金、健康保険や労働基準法の事が掲載され、正規の授業で行われるようになれば、私の長年の夢がかなうことになります。新教科「公共」に期待しています。

年金の出前授業のお問い合わせは、東京都社会保険労務士会の自主研究グループ社会保険教育研究会まで