過労死で刑事責任?
大手広告企業の過労自殺事件、東京労働局と三田労働基準監督署が立ち入り調査を実施しました。残業時間の虚偽申請をさせていた場合など、悪質な法令違反が見つかれば、刑事責任を問われる可能性もあります。
実はこの企業、25年前にも過労自殺の事件がありました。その時の教訓を生かせず、再びこのような事件を起こしてしまったことは非常に残念です。

私は今、厚生労働省の事業で高校生に労働法を教える指導案を作成する仕事に携わっています。そこでの会議でも過労死のことは議論しました。
その中で出た意見で、一人の労働者として過労死の防止策を伝えることは必要だが、それよりも大事なのは、社会全体でこのような事が起こらないよう、考えていく必要があるということでした。

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