働き方改革は加速するか
政府は、来年度の働き方改革の予算を、今年度比で3割増やす方針です。柱となるのは、同一労働同一賃金の促進、長時間労働の是正、生産性の向上の3本です。
そのために、助成金も拡充する予定です。非正規社員を正規社員に転換した時の助成金を拡充する方向です。また、終業から翌日の始業まで一定の時間の間隔を設ける「インターバル規制」を導入する中小企業に対する助成金も新設されるようです。

助成だけではありません。月80時間超の残業が疑われる全ての事業所への立ち入り調査を実現するため、労働基準監督署の人員を増員。今後は、事業所への立ち入り調査が増えることとなるでしょう。

これで働き方改革は加速するのか?そう簡単にはいかないでしょう。働き方というのは、その業界、その企業によって千差万別です。一律に規制をかけるのは難しいでしょう。全体として大枠の規制は必要かもしれませんが、あとは各企業で改善していくのがよいでしょう。

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