高等学校向け 労働法授業案冊子 完成
昨年の夏より協力員として参加させていただいた、高等学校向け 労働法授業案冊子  「はたらく」へのトビラ〜ワークルール20のモデル授業案〜 が完成。昨日、厚生労働省よりお送りいただきました。

「働く」ということは人生のメインテーマなのかもしれません。それにもかかわらず、働くルール=労働基準法などの労働法 をよく理解していない方が多いというのが現状です。知らないがために、損をしたり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。労働者だけでなく、使用者側にもいえることです。

そのような事がないよう、若いうちから働くルールを教えていかなくてはなりません。そのための授業案が詰まっているのがこの冊子なのです。授業案にはワークシートや振り返りシートも含まれていて、コピーをすれば、そのまま授業で使える形式になっています。

授業案だけではなく、授業で活用する資料・データ(リンク集)も豊富に掲載されています。また、社会保険労務士などの外部協力者に授業を依頼する際の留意事項や確認・準備シート、授業依頼の窓口の紹介もされています。

個人的には、この事業でたいへん勉強させていただきました。このようなチャンスを与えてくれ、会議の運営も精力的にやっていただきた厚生労働省の皆様、文部科学省の皆様。資料の準備や、試行授業の際に学校側との調整をやっていただいた東京リーガルマインドの皆様。会議の中でいろいろご指導いただいた協力員の皆様。この冊子にかかわった全ての皆さまに、この場を借りて感謝申し上げます。この冊子を活用して授業を広めていくことで恩返しさせていただきたいと考えております。

参考サイト 「確かめよう労働条件」ポータルサイト