インターンシップの注意点
経団連は、これまで「5日以上」としてきたインターンシップの日数規定をなくしました。1日インターンも容認することとなりました。
インターンシップは、企業が学生に就業体験の場を与える制度であって、各企業でプログラムは日数を決めてよいものです。ではなぜ経団連がこれまで日数規定を設けていたからというと、インターンシップと名付けた実質採用活動ができてしまうからだと言われています。

さて、インターンシップはあくまでも就業体験です。アルバイトと違い、学生に業務命令をすることはできません。学生が、「この作業はやりたくありません。」と言えば、無理にやらせることはできません。
逆に、インターンシップと称して学生を募集し、実質は指揮命令下におき業務をさせていた場合は、労働者とみなされます。無報酬や最低賃金に満たない賃金で業務をさせていた場合は、労働基準法などの諸法令に違反することになります。

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