定年延長と向き合う
4月18日付け日本経済新聞朝刊、横浜FCのオフィシャルクラブトップパートナーである株式会社LEOCさんが、80歳定年宣言というタイトルで中面全面広告を出しました。カラーでカズ選手の写真を大きく使ったという見た目のインパクトもありましたが、その中身にも非常に魅かれました。
「定年制なし」と漠然というのではなく、80歳という具体的な年齢を定め、そこまで雇用を保障するという力強いメッセージを感じました。

定年を延長するということは、いい事ばかりではありません。
・人件費が増える。
・若年者を採用しにくくなる
というデメリットもあります。もちろん、いい面もあります。
・熟練した社員(技術)が残る

・従業員が安心して力を発揮できる

失業率は低下し、有効求人倍率は上がっています。中小企業の人手不足感は高まってきました。それに加えて少子高齢化は今後も進んできます。優秀な人材をどう確保するかが企業の大きなテーマなのです。

定年延長は、すぐに決められることではないでしょう。しかし、企業の年齢構成は1,2年で変えるのは不可能です。長期的な戦略のもと、年数をかけて実行していくのです。ですから、いまから定年延長と向き合う必要があるのです。

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