小泉環境大臣が育児休暇取得へ
昨年誕生したビックカップルと言えば、小泉進次郎さんと滝川クリステルさんの夫婦がすぐに浮かびます。二人そろって首相官邸でインタビューを受けているのをみて、本当にびっくりしました。

その小泉環境大臣が、第一子の誕生と育児休暇を取得することを表明しました。
「男性の育児休業取得促進のためによい事だ」
「省庁や大企業ならできるけど、中小企業では無理」
既にいろいろな意見が出ています。

さて、小泉環境大臣が取得する育児休暇の概要は、以下の通りです。

・3か月で合計2週間分、育児休暇を取得する
・短時間勤務やテレワークを組み合わせる。
・公務や危機管理に支障がでないようにする。

育児休業と聞くと、子が1歳になるまでとか、6か月とか、長期間休むというイメージがあるかと思います。また、「合計で2週間分」ということは、飛び飛びで休むということになります。
民間企業の育児休業に慣れている人には違和感があるかもしれませんが、国務大臣は特別職の国家公務員であり、民間企業のような育児休業の制度はなく、このような制度にしたのでしょう。

ただ、このような育児休暇であれば取得したい、あるいは取得できるという男性もいるかもしれません。
国務大臣と民間企業の従業員では状況が大きく違い、「小泉大臣の取得した育児休暇をもとに法律を改正しよう」とはならないでしょう。しかし、育児休業、育児休暇の制度を考える一因にはなるでしょう。

「従業員が取得しやすければいいのか」という問題もあります。雇用する企業側は、勤務が不安定で仕事の成果がままならならなければ困ってしまいます。

テレビ電話などの通信機器、5Gなど、仕事にな関するインフラはどんどん進歩します。それと合わせて、常に検討していく課題だと思います。

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