2020年最高裁労働判例学習会
12月8日、労働者法律センター主催の最高裁判例学習会に参加しました。毎年この時期の恒例となっているこの学習会、今年は、多くの注目された最高裁判決が出されていたため、楽しみにしていました。

今回解説していただいた判例を大きく分けると、以下の4タイプになります。
・有期労働契約期間中の解雇の効力
・業務上損害を発生させた場合の労働者の賠償責任
・時間外労働の割増賃金の支払い方法
・非正規労働者の不合理な待遇差

4つ目のタイプは、いわゆる「同一労働同一賃金」に関するものです。この判決は、新聞等でも多く取り上げられ、このブログでも何度か取り上げました。
ただ、判決文を見ながら解説いただくと本質的な部分に気づいたり、事件によって判断が少し違う事がわかったりと、あらたな発見ができました。

コロナ禍で開催を心配していましたが、講師である中央大学法学部名誉教授の近藤昭雄先生、運営していただいた労働者法律センターの皆様のおかげで勉強することができました。この場を借りて御礼申し上げます。

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