算定基礎届の提出
来週から7月になります。

7月というと、社会保険労務士にとっては、社会保険の算定基礎届を提出する月 というイメージがあります。

〇総括表が廃止に

算定基礎届と一緒に提出していた「総括表」が今年から廃止され、提出不要となりました。雇用に関する調査票であった「総括表付表」の提出も不要になりました。

総括表には、算定基礎届として提出する人数や、7月、8月、9月の月額変更する人の人数、8月、9月月変対象者の氏名を記載していました。これらは、提出漏れを防ぐために重要でした。

総括表の提出は不要になりましたが、自社でこれらの事を把握する書類やファイルを作成する事をお勧めします。

〇賞与支払届の総括表も不要に

賞与支払届の時に添付していた総括表も不要になりました。ただ、賞与支払い予定月に、実際には支給しなかった場合は、「賞与不支給報告書」を提出しなくてはなりません。

不支給の場合は注意が必要です。

〇電子申請も可能に

労働保険の申告と同様、資本金が資本金が1億円を超える等の要件に該当する特定法人は、算定基礎届も電子申請でする義務が生じます。

今年より、健康保険組合も電子申請が受け付けられるようになりました。

義務の企業はもちろんですが、義務になっていない企業でも、将来のことを見据え、電子申請で行う事をお勧めします。

平倉社会保険労務士事務所は、算定基礎届の電子申請を承っております。

平倉社労士 東京都文京区の社会保険労務士 就業規則、雇用安定助成金